2次元設計の限界

 14, 2016 19:14
例えばこういう立方体があります。

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2次元で表現する場合、前、右、左、後ろ、下、上、何処から見てもこういう表現になります。↓

12hjdkla.png



では、この二つの立方体は実際にはどうなっているのか?
2次元の場合では上と同じように、どこから見ても同じ立方体が並んでいるように見えます。

12tzvn2.png



しかし実際にはこういう立方体が二つ並んでいるのです。

12tbvc.png


2次元設計の限界です。

建築業界では未だに、プロが描く設計図はこの2次元で行われています。
自動車業界、機械産業界は3次元設計が当たり前です。
(最初から3次元設計だったとも)

建築物は3次元です。
それを、わざわざ2次元へ一旦表現し直して(この段階が設計図)、そしてそれをまた3次元の建物として現場で造るのです。

でも、上記のような立方体はどんな先生でも2次元設計図では表現できないのです。

だったら、最初から3次元で設計すればいいだけの話なのですが・・・
クライアントとのイメージ・情報共有は2次元に比べると雲泥の差ほどあります。

あのHONDAの創業者、本田宗一郎さんは

『技術は人のためにある』
技術は人に役立つために、培い、磨き、使うんだと仰っています。

人のためになりましょう。

COMMENT 2

Thu
2016.09.15
13:39

ふうちゃん #-

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なるほど、言われてみれば

こんにちは。なるほど2次元図面では奥行を出せないからのっぺらぼうになりますね。こんな時は線引いて例えば、(分かりませんが)A-A断面上視図とか作るのでしょうか。書く方も一々説明しないでも分かるように書かなければいけないし、見る方も立体へ再現出来る能力が要求されます。簡単なものなら良いけど記事のようなものは大変だと思います。今まで2次元の業界だそうですが、現場が図面中心だったから対応が遅れているのではと思いました。これからは端末の時代になるでしょうね。ところで3D―CAD導入しても若い人しか使いこなせないのでは。その内、時間変化も入れた4Dも使われたりして。すみません、素人がいろいろ言って。

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Thu
2016.09.15
19:23

haracyu #-

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Re: なるほど、言われてみれば

ふうちゃんさん

コメントありがとうございます。

この状態をどうにかして第三者に理解してもらうにはかなりの時間と労力を必要とすると思います。
例えば、断面線を入れるとすれば、抜けている正方体の箇所部分とX,Y方向に切らなければいけません。
3次元だと御覧の通り「簡単」です。

本文にも書いていますが、これらの技術はクライアントのためのものです。
ご依頼主のためを思えば、設計者も努力変化していかなければいけません。

時代を追うごとに環境はますます変化していきます。
この記事は3Dですが、時間管理、コスト管理を含めた5Dと言われています。
そして、さらに今はBIMへと移行しています。


「強いもの賢いものが生き残るのではない、変化できるものが生き残るのだ」と
かのダーウィンも言っています。

ただし、生き残るために変化しようとするのではなく
より人のためにと努力していたら自然とこうなっていた、変化していた、というのが理想ですね(^^;


すみません、ちょっと熱男になってしまって(笑)
コメントありがとうございました(^^♪

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