継承するという事

 07, 2007 16:50
昨日の話の続きです・・・・・

国は壊して作り変える住宅から、いい物を長く保たせる200年住宅
、ストック型に方針を切り替える、との事。

メーカー担当者さん曰く
「断面欠損が少ない金物工法で、プレカットによる工期短縮、現場加工がほとんどいらないから現場が散らからず綺麗です。現場搬入された材料を取付けるだけです」

・・・・・・・

メーカーさんの技術力や開発力には目を見張るものがあります。しかし
どの産業にも言えることかもしれませんが、世の中が便利になれば
なるほど人間は本来の能力を退化させているような気がしてなりません。

小学生に人気のある職業で「大工さん」は根強い人気があります。
しかし、こんな状況ではこの国の棟梁と呼ばれる大工さんはいなく
なりそうです。事実昨日の勉強会でもこの工法の特長の一つとして
      
      「熟練大工の必要はない」
  
と説明していました。


私はかねてより「宮大工」は一般の建築大工とは違い、このような工業化の影響は受けないと思っていましたが、この調子ではプレカットか他の何か新しい開発されたモノでお寺やお宮が建つ日が近い将来くるかもしれません。

進歩、発展は大事ですが日本人が持つ伝統技術もどうにかして残していかなくてはいけないと思います。

COMMENT 2

Sun
2007.11.11
22:09

ビルダーナース #-

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この話題について以前考えたことがあります。メーカー担当者さんの言うことには一理ありますが、その前の前提として、100年の耐用年数とするなら、が説明に抜けていると思われます。
宮大工を必要とする建物は、100年以上の耐用年数を必要とすることがザラでしょうから、金物工法では長い歴史を堪えられるかあやしい・・・。
求められる必要条件を始めに呈示しないと、一概に熟練大工が不要とは言えないのでは??
このメーカー担当者さん、勉強不足かもしれませんねぇ。
建築に携わるなら、歴史を少し勉強しないといけないのに。

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Tue
2007.11.13
18:08

haracyu #-

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たしかに建築の歴史から
学んでいる営業マンは少ないでしょうネ。
私もあまり偉そうなことはいえませんがi-229

「伝統技術の継承」
建築に限らずどの業界でも
この問題は奥が深いです・・・


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