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家の可能性

先週、お客様と打ち合わせをした際
こんな本をいただきました。
211NZ3BRJ1.jpg
「アメリカンハウス・その風土と伝統」です。

大型本で定価は12,000円
1987年に発行されたものです。

内容は・・・以下引用です。

戦後、日本の住宅は、意識的にも、また無意識のうちにも、アメリカ住宅の影響を受けて発達してきました。しかし、一口にアメリカ住宅といっても、実はこういうものだと特定するのは困難です。というのは、アメリカン・ハウスは、イギリス、オランダ、ドイツ、フランス、スペインなど、ヨーロッパのさまざまな文化的影響を受けている上、東西南北に広がる国土の中の多様な気候風土に合わせて変化し、技術的な発展を遂げてきたという経緯があるからです。
とはいえ、そうした多様性の奥に一貫して流れているものは「フロンティア精神」というロマンにほかならず、それが多くの日本人の支持をかちえてきた大きな理由ではないでしょうか。
本書はそのアメリカ住宅建築のエッセンスともいうべき、現存する300余の住まいを様式別に分類し、素晴らしい写真と丁寧な解説によって紹介していくもので、私たちはそこから、住まいのあり方を考えると、さまざまなヒントを得られるに違いありません。


写真が中心に紹介されているので楽しく
あっという間に最後までめくってしまいました。

面白いのは、コレもアメリカンハウス??っていうのが沢山載っています。
やはり上記に挙げられている
それぞれの国の文化の影響が写真を通してよくわかります。

スケール的にもアメリカンハウスというだけあって
かなり大きなものから、逆に小屋風の小さな木造のものまであります。

日本人の私が見て
この本の中のどれかの家で生活しろ、ともしいわれたら・・・
多分、どれも無理っぽい気がいたします。

という事は、
逆に海外の違う文化の人たちが日本の家で生活するとなると
やはり無理っぽいなーって思うのでしょうか?(笑)


家とういうものは
その国の風土気候・文化にあったものがベストなのは言うまでもありませんが
それと重要なことは、住まわれる方が

その家でどういう暮らしをしたいのか、家族とどんな暮らしがしたいのか、
が明確でないと設計者にも伝わらないし、いざ暮らしてみると
住みにくい家だったりする訳です。


「家造りって、思い立った時の勢いで決断しないと熱が冷める」なんて
事を聞いたりしますが

勢いで入ったモデルハウスで、営業マンに勢いつけられて
勢いで契約しちゃった・・・・
で、納得の家つくりが出来るのか甚だ疑問です。

ま、この例は極端かもしれませんが
私もそいう家つくりを完全否定したりはしませんが

できれば
信頼できる家つくりパートナーを見つけ
じっくりと話し合い
じっくりと家つくりを楽しみたいものですね。


この本を読んで、(というか見てといったほうが適切かな)
型に嵌らない家という住まうための手段の素晴らしさ、可能性を
楽しませていただきました。

私の中の家つくり回路が少し拡がったような気がいたします

プレゼントしてくださった
Nさま、ありがとうございました。

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Comment 2

2009.04.29
Wed
11:39

ビルダーナース  

私も同感です。

それぞれの国に素晴らしい住まい文化がありますが、それを日本に持ってきてもこの土壌には合わないかと・・・

例えばアルプスの街並みに日本家屋が立ち並んでいても、似合わないと思います。

また日本は床と畳の両方必要な住まい方ですものね。
今のそんな暮らしに相応しい、日本らしい家がもっと増えてほしいなと思います。
諸外国の真似ではなくて、いいところを取り入れアレンジしてほしい。

外国の友人に日本の街並みを写真で見せたら、がっかりされました。
歴史の長い日本が、歴史の短いアメリカの真似をする意味が分からないと。
自分の国の文化に誇りがないのか?と聞かれました。
外国人からすれば、そう見えるんですよね。。。

2009/04/29 (Wed) 11:39 | REPLY |   
2009.04.30
Thu
09:54

haracyu  

自国の文化に誇りを持つ・・・
たしかに薄らいでいるかもしれませんね。
家に限ったことだけてなく
日本独自の伝統と文化に誇りを持ち後の世代に継承していくことも私たちの重要な役割ですね。

2009/04/30 (Thu) 09:54 | REPLY |   

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